『分解整備業』って、どんなもの?

『ナンバープレートのない車でも車道を走行させることができる』という特殊なナンバー、『ディーラーナンバー』。従来は自動車の製造業や陸送業、販売業のうち、許可を受けた業者だけが使うことを許されていた、このナンバー。しかし先日の制度改正により、新たに車両の分解整備業者も、ディーラーナンバーの許可申請を行うことができるようになりました。

分解整備業も回送運行許可の対象に

では、なぜ車両の分解整備業者が、ディーラーナンバーの使用許可対象となったのでしょうか?

自動車の分解整備業とは、車両が問題なく走行するために、車のメンテナンスや修理、車検などを行う業務のこと。具体的には、車両のエンジンやクラッチ、シャフトやブレーキまわりなど安全な走行に不可欠な部分の部品を外し、整備する業者のことを指します。

分解整備業の定義は認証工場と指定工場

この分解整備業を行う工場には、大きく分けて『認証工場』と『指定工場』の二種類があります。

『認証工場』とは、『他人の車の分解整備を行うことができる』と、運輸局から認められている工場のこと。取り扱う自動車の種類によって、『普通自動車』『小型自動車』『軽自動車』の三種類があり、分解整備のほか、12か月点検整備や24か月点検整備などをすることが可能です。

一方、『指定工場』とは、認証工場のうち、『自分の工場で車検が可能なところ』のこと。通常は『民間車検場』と呼ばれ、車検のための検査員と、完成検査場を備えているという特徴があります。

指定工場では自社で車検が可能ですが、認証工場の場合は、修理や整備点検が終わった車両を車検場まで持って行く必要があります。しかし、車検切れの車にはナンバープレートがないため、そのたびに役所で仮ナンバーを借りなくてはなりません。また、修理が終わった車両を依頼主に引き渡したり、依頼車両引き取ったりするのにも、仮ナンバーが必要でした。

一度や二度なら良いものの、毎回となると、借りるのも返すのも大変です。また、仮ナンバーにかかる手数料や車両保険料も、馬鹿になりません。

『分解整備業でも、ディーラーナンバーを使えるようにしてほしい』

このような声を受けてなされたのが、今回の制度改正なのです。

とはいえ、分解整備業者への申請許可は、今年の3月30日から開始されたばかり。そのため、中には制度改正について知らなかったり、

ディーラーナンバーのことがよく分からない』

という業者も存在するようです。

この先申請の増加が見込まれる、分解整備業への回送運行許可。興味がある方は、一度説明会などに参加してみるのが良いかもしれません。

 

何もかも自分で準備するのは時間と労力の無駄で、
いつまで経ってもディーラーナンバー
は手に入りません!

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