回送運行許可の罰則

メリットが多く、業者の間で取得申請が増えている『ディーラーナンバー』。
しかし、本来の目的以外に使用したり、適正な管理を行ったりすれば、罰則を受けることもあります。
では、回送運行許可の罰則とは、どのようなものなのでしょうか?

遵守しよう!ディーラーナンバーの利用範囲

ディーラーナンバーは便利なナンバーですが、車両回送であればなんにでも使用できるわけではありません。利用可能な範囲は『車両販売業、製造業、陸送業、分解整備業』それぞれの業者について定められており、それ以外の目的で使用することは許可されていません。もし違法な行為が見つかれば、処罰されることになります。
例えば車両販売業の場合、
1.販売する車両を、仕入れ先から自社まで移送する
2.販売する車両に車検を受けさせる
3.販売する車両に車両登録を行う 
などの場面ではディーラーナンバーが使用できますが、他社で販売した車両を移動させたり、販売車両以外の車検のためなどには使うことができません。
また、有効期限が切れたディーラーナンバーを使用したり、他の業者に又貸ししたりすることも禁止されています。
回送運行許可を取得する業者は、申請の際に使用可能な範囲をきちんと理解しておくことが大切です。
   

平成25年2月から罰則が強化

では、違反を犯すと具体的にどのような処罰を受けることになるのでしょうか?
違法な回送の増加に伴い、ディーラーナンバーの罰則は平成25年の2月から強化されました。違反は点数化され、その累計によっては回送運行許可の停止や、取り消しとなることもあります。

回送運行許可の違反基準と点数

具体的な違反基準と、その点数は以下の通りです。
1.又貸しなど、回送車両以外の使用
・偶発的な場合…3点(初)
・反復、または計画的と思われる場合…5点(初)/7点(再)/9点(再々)
2.車検切れなど、回送の目的以外での使用
・偶発的な場合…3点(初)
・反復、または計画的と思われる場合…5点(初)/7点(再)/9点(再々)
3.更新期限切れなど、有効期限外での使用
・偶発的な場合…3点(初)
・反復、または計画的と思われる場合…5点(初)/7点(再)/9点(再々)
4.更新時に紛失などで返却が不可の場合
・3日以内の返却不可…1点(初)/2点(再)/3点(再々)
・管理不備による紛失・返却不可…2点(初)/4点(再)/6点(再々)

また、累積点数による行政処分内容は以下の通りです。
・1~3点…文書による勧告
・4~6点…ディーラーナンバー1組返納、1か月の使用停止
・7~10点…ディーラーナンバーの2割返納、2か月の使用停止
・11~14点…ディーラーナンバーの5割返納、3か月の使用停止
・15~19点…ディーラーナンバー全て返納、6か月の使用停止
・20点…回送運行許可の取り消し

陸運局によっては、業者に対する抜き打ち検査を行っているところもあります。ディーラーナンバーの管理は普段からきちんと行い、軽い気持ちで又貸しをしたりしないよう気を付けましょう。

何もかも自分で準備するのは時間と労力の無駄で、
いつまで経ってもディーラーナンバー
は手に入りません!

回送運行許可申請書類作成お申し込み
デラバン
ぜひ新日本総合事務所の回送運行許可
申請書作成サービスをご利用ください!