回送運行許可を廃止する

『車検切れや登録抹消などで、ナンバープレートのない車を回送できる』
特殊なナンバープレートである、『ディーラーナンバー』。
車両の販売業や製造業、分解整備業などの業者の間で使用されています。
仮ナンバーを借りるよりもコストが安く、利便性も高いため、
『うちの会社でも取得したい』
と考えている方もいらっしゃるかもしれません。

守ろう!正しい使用目的

便利なディーラーナンバーですが、何にでも使えるわけではありません。本来の用途でないことに使用すれば罰則を受け、使用の停止や許可の取り消しとなる可能性もあります。
では、どんなことには使って良くて、どんなことにはいけないのでしょうか?
ディーラーナンバーは、『業務上必要な回送』に使用するために許可されています。
そのため、販売車両を仕入れ先から自社まで運ぶための移送や、販売車両に車検を受けさせるための移送、販売車両に車両登録をするためなどの回送に使うのには問題ありません。
しかし、 単に車検を取るためだけに車両を運んだり、車を廃車にするために処分場まで運搬したり、他社が販売した車両を移送するためなどに使うのは、不正使用となってしまいます。

たまると取り消しも…違反点数

例えば、ディーラーナンバーを又貸ししてしまった場合、初回の違反点数は3点。違反と知りつつも故意に貸したり、計画的なものと思われる時は、5点~9点の違反点数が付きます。
1~3点 までは文書通告で済みますが、4~6点になると1ヶ月の使用停止と、ディーラーナンバーを1組返納という処罰を受けます。また、7~10点 では2ヶ月の使用停止と2割の返納、11~14点では3ヶ月の使用停止と5割の返納、15~19点 では6ヶ月の使用停止と全部返納となり、違反点数が20点 の時点で許可取消です。
それに加え、これらの処罰を受けると、当面の間はディーラーナンバーの許可申請をすることもできなくなります。

実際には?不正使用と処罰の例

では、実際に回送運行許可の不正利用で処罰された例はあるのでしょうか?
埼玉県杉戸町では、2011年2月、
『ディーラーナンバーを無車検の軽乗用車に取り付け、他県に向かうための交通手段として運転した』
たかどで、中古車販売業者の社長と社員が逮捕されました。
また、愛知県名古屋市でも2012年3月、自動車販売業者が、回送自動車以外の自動車のためにディーラーナンバーを使用するという事件がありました。
これによって業者は、交付されている回送運行許可証と貸与されている回送運行許可番号標全ての返納、および回送運行許可証の新規交付と、回送運行許可番号標の新規貸与を15日間停止する処分を受けたということです。

折角取得した回送運行許可。不正使用で廃止となっては、元も子もありません。使用する際は本来の目的を順守し、長く利用できるようにしましょう。

何もかも自分で準備するのは時間と労力の無駄で、
いつまで経ってもディーラーナンバー
は手に入りません!

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