愛知県の回送運行許可

『車検切れ』や『登録抹消』など、ナンバープレートのない車を回送することのできる『ディーラーナンバー』。車両の販売業や陸送業など、限られた業者だけが使うことのできる特殊なナンバーです。
このディーラーナンバーを使用するためには、管轄の陸運局で回送運行許可の申請をし、許可を受けなくてはなりません。また申請には、業者ごとに定められた許可要件を満たす必要があります。

許可要件は陸運支局ごとに違う

ただし、この許可要件は全国一律で決まっているわけではありません。地域によって車両の販売状況などの条件に違いが生じるため、各陸運支局によって異なっています。そのため、回送運行許可申請の際には、自分の事業所を管轄する陸運支局の基準を参照することが大切です。
では、具体的な許可要件とはどのようなものなのでしょうか?
中部運輸局の管内である、愛知県の場合を見てみましょう。
ちなみに中部運輸局は、愛知、静岡、岐阜、三重、福井の5県を管轄しています。

愛知県の回送運行許可要件

まず、自動車販売業です。愛知県における自動車販売業の許可要件は、
1.過去一年間において、自動車を販売するために仮ナンバーを使用した実績が7台以上あること
2.過去3か月において、一か月に平均1台以上の販売実績があること
の2点です。
次に、陸送業です。陸送業の許可要件は、
1. 過去一年間において、陸送のために仮ナンバーを使用した実績が7台以上あること
2.回送運行業務に常時従事する運転者が一人以上いること
の2点です。
次に、自動車製造業です。自動車製造業の許可要件は、
1. 過去一年間において、自動車を製造するために仮ナンバーを使用した実績が7台以上あること
の1点です。
最後に、分解整備業です。分解整備業の許可要件は、
1. 過去一年間において、車検を目的とした分解整備のために、仮ナンバーを使用した実績が7台以上あること
2.過去半年の間に、認証工場または指定工場において、車検を目的とした分解整備が月平均20台以上あること
の2点です。
なお、この要件は平成27年に変更されたものです。それ以前は仮ナンバーの使用実績についての定めはなく、
・自動車販売業の場合…3か月平均で月1台以上の販売実績があること
・陸送業の場合…3か月平均で月1台以上の陸送実績があること
・自動車製造業の場合…3か月平均で月1台以上の制作実績があること
の3つが要件となっていました。

愛知県ではディーラーナンバーが取得しやすい?

『月平均12台以上の車両の販売実績が、3か月以上あること』や『月平均10台以上の車両製作実績が、3か月以上あること』など、クリアすべき条件が細かく決まっている関東運輸局などに比べ、中部運輸局管内の許可要件は緩くなっています。そのためか、愛知県では他県よりディーラーナンバーが取得しやすい、という傾向もあるようです。
ただし、今後さらに要件が改正され、許可を受けることが難しくなっていくことも考えられます。愛知県内で回送運行許可の取得を検討している方は、今のうちに手に入れておくのが良いかもしれません。

何もかも自分で準備するのは時間と労力の無駄で、
いつまで経ってもディーラーナンバー
は手に入りません!

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