どんなところで活躍?陸送業の回送運行

ディーラーナンバー』。正式には『回送運行許可番号標』といい、仮ナンバーと似ていますが、『有効期限が長い』『コストが安い』などの特長があり、使用するには陸運局で許可申請を受けなくてはなりません。以前は車両の販売、製作、陸送業者だけがその対象でしたが、平成27年3月末から、車両の分解整備業者も、ディーラーナンバーの許可申請ができるようになりました。

もうひとつ、ディーラーナンバーの使用が認められている業種の一つが、陸送業です。

陸送業の回送運行許可

陸送業とは、他人から委託を受け、指示された場所に人やモノを運ぶ仕事のこと。

一般に『陸送』というと、荷物を運ぶ運輸業や運送業、あるいは鉄道やバスといった交通機関を担っているイメージが強いかもしれません。しかし、車両そのものをある場所から別の場所へ移動させる『回送』も、陸送業の業務の一部。そんな時に使用されるのが、ディーラーナンバーなのです。

では、どのような現場で、ディーラーナンバーが使われているのでしょうか?

その一つが、レンタカー車両の回送です。

レンタカー回送とは、レンタカーを店舗から店舗へ移動させたり、顧客のもとに配車・引き取りなどをする回送のこと。また、県外に乗り捨てられたレンタカーを回収したり、レンタアップになった車両をオークション会場に運んだりするのも、レンタカー回送の一部です。

レンタカーには通常、『わ』や『れ』といった専用のナンバーがついていますが、時にはナンバープレートのないレンタカーを運搬しなくてはならないことも。そのような際に活躍するのが、ディーラーナンバーなのです。

また、車両回送の対象となるのは、レンタカーだけではありません。陸送業者が、一般車両の回送を請け負う時もあります。

その例が、社有車やマイカーの回送です。

車両回送を専門にしている陸送業者も多い

社有車の回送とは、企業の保有している車を営業所の中で移動したり、出張先に運ぶための回送のこと。また、一般家庭で不要になったマイカーを顧客のもとから引き取ったり、中古車を車検や修理のために運搬するといったサービスもあります。

また、大型の建設産業機械や福祉車両など、特殊な車両の回送を専門にしている陸送業者も珍しくありません。

車両の回送運行にかかわる業種の一つ、陸送業。そのさまざまな現場で、ディーラーナンバーが活躍しているのです。

 

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違いが分かる?陸送業の種類

『仮ナンバーよりもコストが安く、経費が節約できる』
『いちいち役所に行き、借りたり返したりする手間がかからない』

と、車両回送を行う業者の間で取得が進んでいる、ディーラーナンバー。このディーラーナンバーを使用することを許されている業種の一つが、陸送業です。

自動車陸送業とは何か?

では、陸送業とは、どのようなものなのでしょうか?

そのそも陸送業とは、運輸業の一つです。

運輸業とは、簡単に言えば何かを運ぶ仕事のこと。

運輸業というと、引越し屋のトラックや宅配便のように、モノを運ぶというイメージがあるかもしれません。しかし実際には、飛行機や電車、タクシーなどで人を運ぶ『旅客輸送』も、運輸業に含まれます。

モノを運ぶ輸送は『貨物輸送』と呼ばれ、鉄道による陸送、ヘリコプターや航空機を使った空輸、船を使用する海運(または水運)など、何で運ぶかによってさまざまな種類があります。トラックやトレーラーなどによる陸送業は、このような貨物輸送業の中の一つなのです。

モノを運ぶ輸送は『貨物輸送』

自動車による貨物輸送は、大きく二つに分けることができます。

一つは、『貨物自動車運送業』。もう一つが、『貨物利用運送業』です。

『貨物自動車運送業』とは、自社で陸送用の車両を有し、自分たちで荷物を運ぶ運送業のこと。中でも、荷物を委託される相手や車両の種類によって違いがあり、『一般貨物自動車運送』『特定貨物自動車運送』『貨物軽自動車運送』の三つに分けることができます。

『一般貨物自動車運送』とは、一般の人を相手にした貨物自動車輸送のこと。皆さんになじみ深いクロネコヤマトや佐川急便などの宅配サービスは、これにあたります。これに対し、企業など法人を専門とするのが『特定貨物自動車運送』です。また、バイク便など、軽車両を使った貨物陸送は『貨物軽自動車運送』と呼ばれています。

一方、『貨物利用運送業』の場合、運送業と言っても、荷物を運ぶのは自分たちではありません。

貨物利用運送業者が行うのは、運送の仲介のみ。運送業者を手配し、輸送の委託を受けた荷物を運んでもらうのが仕事です。そのため、自社で運送のための車両を持っている必要はありません。輸送に利用する運送業者が一社のみの時は『第一種貨物利用運送』、複数の業者を利用する場合は『第二種貨物利用運送』と区別されます。

流通を司り、人間が仕事や生活をするうえで欠かせない陸送業。車両回送を業務とし、ディーラーナンバーを利用する陸送業者は、そのひとつなのです。

 

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車両回送の種類~『自走』と『車両運搬』

様々なシーンで行われている、車両の回送。レンタカー回送、バスやトラックなどの整備のための回送、お客様の元へ購入車を届けるための回送、修理車の回送など、身近に目にするものだけでも、いろいろな回送があります。

ところで、この『回送』。その方法によって大きく二種類に分けることができるのを、ご存じでしょうか?

車両回送には2種類ある

一つ目の回送方法は、『自走』です。

これは、ドライバーが回送をする車に乗り、自分で運転をするという回送の形態のこと。普通車を始め、バスや大型車両などに多く見ることができます。

この回送方法を取るためには、ドライバーはその車両に合った運転免許を保持していなければなりません。そのため、普通自動車、中型、大型特殊など、さまざまな免許を持っているドライバーは、回送業では重宝されます。

もう一つの回送方法は、『車両運搬』です。

これは、専用の運搬車両に回送車を乗せ、目的地まで運ぶというもの。運搬車両はレッカーやキャリアカーとも呼ばれる大型のもので、一度に多くの車を回送することができます。また、普通車だけではなく、バイクや大型車を運ぶこともあります。巨大なキャリアカーが大量の中古車を乗せて走っているのを、一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。

車両運搬は専門の陸送業者などに依頼される

このような運搬車両を運転するためには、普通自動車免許に加え、キャリアカーや大型車、牽引車の免許といったものが必要です。また、自社ではなく、他の業者に依頼を受けて車両を回送する場合、大型二種の免許がないと、運搬することができません。そのため二種の免許を持っていなかったり、自社保有の運搬車両がない中古車販売業者などでは、車両運搬を専門の陸送業者などに依頼することも珍しくありません。

車両回送、と一口に言っても、その形はひとつではありません。車両の種類や目的に合わせて、いろいろな回送がなされているのです。

 

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こんなところで?意外な車両回送サービス

電車やバスの回送、あるいは積載車での車両回送など、様々な場面で見られる車両回送業務。その多くは業務を行う必要上なされており、あまり目立つことはありません。しかし中には、この車両回送そのものを業務にしている業者もあります。

それが、乗り捨てたレンタカーや社有車、トラックなどの回送を専門にする、車両回送ビジネスです。また、身近なところでは、飲酒した後の代行運転も、車両回送ビジネスと言えるでしょう。

車両回送ビジネスとは何か?

ところで、この車両回送ビジネスが意外な場面で行われていることを、ご存じでしょうか?

それは、登山者への車両回送サービス。ある県の登山口から、別の県の登山口まで、登山者のマイカーを回送するサービスです。

このサービスを行っているのは、南アルプスに近いとあるタクシー会社です。

車両回送サービスの事例

車両回送サービスを希望する登山者は、まず登山口近くにあるこのタクシー会社の営業所まで、マイカーで訪れます。マイカーを預かったタクシー会社は、自社のタクシーで登山者を登山口まで送ります。登山を楽しみ、別の県側にある登山口から山を下りると、降りたところにマイカーが回送されており、そのまま帰ることができるという寸法です。

登山者は全国から、山を登りに訪れます。地元の人はともかく、重たい荷物や装備を持って公共交通機関を利用するのは、楽なことではありません。移動にはやはり、マイカーが人気です。

『今回はA県側から上って、B県側に降りるルートで行きたい。でも、A県側の駐車場に停めてあるマイカーは、いったいどうすれば…』

そんなふうに悩むこともあるでしょう。そんな時、このような車両回送サービスがあればとても便利で、助かります。

様々な車両の回送。そのサービスは、意外なところでも見ることができます。

 

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陸送業のディーラーナンバー取得、なぜ難しい?

車検切れなど、ナンバープレートのない車を回送させる際に使用することができる、『ディーラーナンバー』。

自動車販売業に比べ、陸送業や製造業でのディーラーナンバー、正式名称を『回送運行許可番号標』という特殊なナンバーですが、取得は多くはありません。回送運行許可を行っている行政書士の間でも、扱うことは珍しいといいます。

陸送業の回送運行許可は珍しい

何故でしょうか?

それは陸送や製造の業者の数じたいが限られているだけでなく、取得に必要な要件を満たすことが難しいからです。

では、陸送業の場合、ディーラーナンバー取得のネックになりがちな要件とは、何なのでしょうか?

陸送業は、『運送業者以外で、陸送を行っている』場合と、『運送業者であって、陸送を行っている場合』の二種類に分けることができます。

運送業者以外で陸送業をしている場合、ディーラーナンバーを取得するには、

『自動車製作、もしくは自動車販売を行う業者から、自動車の回送委託業務を請け負っていること』

『回送自動車の運行管理について、自社で責任を負うことができること』

『販売業や製造業との回送委託契約の期間が、一年以上続くと認められること』

という三つの条件に加え、

『回送業務に従事する運転者の数が、常時10人以上であること』

常用運転者10人以上が厳しい許可基準

という要件を満たさなくてはなりません。この時、派遣などの請負契約で雇われた運転者は認められず、自社で雇用契約を結んだ運転者のみが数えられます。そのため、運転者の人数が足りず、ディーラーナンバー取得をあきらめざるを得ない陸送業者が少なくないのです。

また、運送業者で陸送を行っている場合は、同じく上記三つに加えて、

『回送業務に従事する運転者、および積載車を有していること』

が求められます。この時、運送業以外とは違い、運転者の数に決まりはありませんが、積載車は自社保有のものでなくてはなりません。

自動車販売業者の間では、取得が増えているディーラーナンバー。しかし規模の小さな陸送業者では、なかなかそれが叶わないのが現状なのです。

 

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活躍するディーラーナンバー~車両回送の専門業者

中古車販売や自動車製作、陸送業など、車両の回送運行の多い業者の間で取得が広がっている、『ディーラーナンバー』。仮ナンバーよりも利用できる範囲が広く、使用のたびにいちいち取得する手間が省けるほか、コスト面でもメリットが大きいことが特徴です。しかし、ディーラーナンバーの活躍場所はそれだけではありません。車両回送そのものをビジネスにする専門業者でも、ディーラーナンバーは欠かせない商売道具です。

レンタカーを回送する事業に回送運行許可

その一つが、レンタカー回送の会社です。レンタカー回送とは、

『借りたレンタカーを返しに行く暇がない』

『長期出張なので、移動先でも自分の車を使いたい』

『公共交通機関で帰宅したので、置いてある車を自宅に届けてほしい』

などという方たちに代わって、レンタカーや自家用車を回送してくれるビジネスのこと。上記のような例以外にも、企業の社有車を支店間で移動したり、陸運局での車両登録変更手続きの際など、さまざまなシーンで利用することができます。

しかし、回送を依頼されるすべての車に、ナンバープレートがついているとは限りません。中には車検切れや登録抹消などで、ナンバープレートのない車の回送をしなくてはならない場合もあります。

そのような時に活躍するのが、ディーラーナンバーです。

自動車回送業にディーラーナンバーが強い

ディーラーナンバーを取得していない業者では、このような時に仮ナンバーを申請しなくてはなりません。しかし、ディーラーナンバーを自社所有していれば、いちいち仮ナンバーを取りに行く手間もなく、ナンバーのない車両の回送を行うことが可能です。そのため、余計なコストや時間がかからず、ビジネスのチャンスも広がります。

様々な現場で活躍するディーラーナンバー。ひょっとしたら、身近に見かけることもあるかもしれません。

 

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